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所沢矯正歯科 まつおか矯正歯科ブログ

2018年3月11日

不正咬合 開咬

咬んでもしっかりと咬めないで、隙間ができる状態を開咬といいます。奥歯が咬んでいるのに前歯が噛んでいない場合と、前歯が咬んでいても奥歯が咬まない状態があります。

バイト(咬む)が開いているので、オープンバイトと呼ばれることもあります。開咬になる人は結構、多いと言われています。12~20歳までの10人に1人が開咬の状態にあると考えられています。

原因として、舌を前歯に押し付ける癖や指しゃぶりがあります。上の前歯が前に出て、上下の前歯に隙間ができます。また、口呼吸によって筋肉のバランスを崩すことや遺伝的な骨格の問題で、開咬を生じることもあります。

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2018年3月4日

不正咬合 上顎前突

上の歯並びが下の歯並びよりも前にある状態です。一般的に、出っ歯と言われる状態です。上の前歯が前に飛び出しているときと、下の顎が後ろの位置にあるときがあります。

見た目にわかりやすく、歯並びを改善したいと思うきっかけになりやすいです。また、前歯で咬みにくいため、食事にも影響をすることがあります。

原因として、指しゃぶり、舌を押し出す癖、頬杖、遺伝などがあります。1つの要素で作られるだけではなく、複合的要素からおこることもあります。

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2018年2月25日

不正咬合 反対咬合

通常のかみ合わせと違って、下の前歯が上の前歯より前にある状態のことをいいます。受け口と表現されることもあります。上の唇が凹んで、下の顎が強調されたように感じられます。

原因は様々です。上の歯並びの大きさが十分に拡がらずに、歯が内側に並んだときに起きることがあります。顎の大きさは十分でも、上と下で歯の並びの大きさに不調和が生じるからです。結果として、反対咬合になります。骨の問題で起きるときは遺伝や先天的な理由が原因になることが多いです。遺伝的に下の顎が大きくなったり、先天的な影響で上の顎が小さい場合に反対咬合がおきます。

治療法は年齢、原因などによって違います。上の歯並びを拡げるような装置を付ける場合だけでなく、抜歯や外科的治療を選択することもあります。

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2018年2月18日

不正咬合 叢生

食生活の変化等により、顎の大きさが十分に成長しないことがあります。そのため、永久歯が生えてくるときに、歯の生えてくるスペースが不足します。結果として、歯がデコボコに並んだ状態(叢生)になります。

歯並びが悪い状態は、見た目だけでなく、虫歯や歯周病のリスクを高めるので注意が必要です。歯並びに不安があるときは、早めに歯科医院に相談することをお勧めします。永久歯に生え変わる前に、床矯正などで治療することで、重度の叢生になることを予防します。

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2018年2月11日

不正咬合の種類

様々な理由によって理想的な歯並びの状態にならないことがあります。いわゆる、歯並びが悪いと感じられる状態です。矯正治療を考える必要があることも多いです。

不正咬合として、叢生、上顎前突、反対咬合、開咬などがあります。歯の生え方に問題がある場合だけでなく、遺伝的な要素や習慣性の要因によって不正咬合が起きるときがあります。それぞれの不正咬合が起きるのも、1つの理由だけでなく複合的な要因によって起こることが多いです。

子供の矯正(乳歯列から混合歯列)でできる限り、不正咬合を起こさないようにコントロールすることも大切です。

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2018年2月4日

永久歯列

9~10才ころまでに乳歯が抜けて、その下にある永久歯が生えてきます。そのあと、11~12才頃に7番目の永久歯が生えます。近年、生えるのが遅くなる傾向にあるようです。この時期がⅡ期矯正を行うか、判断する基準になります。

上下、左右7本ずつの永久歯が生えると永久歯列は概ね完成です。8番目の歯(親知らず)は生えるかどうかは個人差があります。歯の種が骨の中に埋まったままの場合や歯の種がない場合もあります。親知らずを除く28本の歯がしっかりと生えて、上下で噛み合うように歯が生えることが理想的です。

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2018年1月28日

混合歯列

乳歯から永久歯に生え変わるときに、乳歯と永久歯が混在しているときを混合歯列期といいます。永久歯の歯並びにも影響する重要な期間です。

乳歯の下には永久歯が埋もれた状態になっています。上にある乳歯が少しずつ溶けながら、永久歯が生えてきます。乳歯が永久歯の生えることをじゃましているときは、乳歯を抜くこともあります。このときの乳歯は根が短くなっているので、比較的容易に抜けます。

第一大臼歯(6才臼歯)が一番奥の乳歯の後ろから生えてきます。6~7才頃に、前歯が永久歯に交換し始めます。9~10才頃には、前から3~5番目の歯に交換がおこります。この時期に永久歯が出てくるスペースコントロールと、よい歯並びは関係性が強いです。

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2018年1月21日

乳歯列

乳歯は生後半年頃から生え始め、3才ごろまでに生え揃います。一般的に、下の前歯から生えて、奥のほうがあとから生えてきます。生えてくる順序や時期は個人差もあります。全部生えそろうと20本になります。上下左右にそれぞれ5本ずつの乳歯があります。歯と歯がくっついて1本になったりすることもあります。
歯の形は永久歯よりも丸みがあり、歯と歯の間に隙間がある傾向にあります。永久歯に比べると、歯の厚みがないので虫歯の注意が必要です。
乳歯は永久歯に生え変わるときに、多くの場合、抜けていきます。自然に抜けるのが難しいときは、歯科医院で抜くこともあります。乳歯が抜けないで、成人しても残ったままになることもあります。このときは永久歯の歯の種が存在しないことがあります。

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2018年1月14日

乳歯の早期喪失

乳歯の虫歯は近年、少なくなってきました。食生活や歯磨きなどの変化によるところが大きいです。しかし、重度の虫歯になると歯を抜かなければいけないこともあります。永久歯が生えてくる前に乳歯が欠損すると、永久歯が生えてくるスペースを失うことになります。そのため、永久歯が本来、生えてくる位置より内側や外側に生えてくることがあります。
乳歯が早期に欠損したときに、スペースを確保する装置を使うことがあります。保隙装置とういものです。取り外し式ものや固定式のものなど、様々な形態のものがあります。しっかりと永久歯が生えてくるまで、スペースをコントロールするのに使われます。

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2018年1月7日

口腔習癖

子供の矯正は習慣性の癖と関係があります。これらを口腔習癖といいます。本来、矯正治療が必要でないのに、習癖による外力で歯並びが悪くなってしまうのでは、残念です。
未然に、歯並びが悪くのを防げるのなら、悪い癖を控えるように子供に指導したいところです。歯並びを悪くする癖にも種類があります。指の癖、舌の癖、頬杖やうつ伏せ寝などがあります。それぞれの癖があると歯を押し出したり、顎の位置に変化がもたらされます。
習慣性の癖を子供に意識させて、やめさせるのは難しいものです。場合によっては、補助具を使って習癖の改善をすることもあります。歯並びが悪くなる前に、歯科医院に相談することも大切です。

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