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矯正コラム

2021年4月3日

笑顔を大きく二つに分類してみると

ハリウッドスマイル

なでしこスマイル

に分けられると考えます。

ハリウッドスマイルは、海外の女優さんのように、歯が大きく見え、輝く笑顔という印象がある反面、口が少し大きく見えるという特徴があります。

なでしこスマイルとは、日本人らしい奥ゆかしい笑顔で、バッカルコリドー(頬壁 影)が少しあり、口が少し小さく見える笑顔 という特徴があります。

非抜歯矯正治療だと ハリウッドスマイル になりやすく、抜歯矯正治療だと なでしこスマイル になりやすいとも言えます。

どちらの笑顔を目指すか、矯正治療開始前に担当歯科医師とよく相談する必要があると言えるでしょう。

ハリウッドスマイル
なでしこスマイル

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2021年1月18日

金属と金属が、唾液を介して触れた時に流れる微弱な電流をガルバニー電流(ガルバニック電流)と言います。

触れる金属の電位差が大きいほど起こりやすいと言われています。

ガルバニー電流が発生した場合、金属がさびやすくなってしまいますので、体に良くありません。また同時に、金属自体も劣化しやすくなります。

金属アレルギーとは少し意味合いが違いますが、お口の中に本来は存在しない金属がお口の中にあるのは好ましい状態ではない、ということは、金属アレルギーにもガルバニー電流にも共通して言える事だと思います。

詰め物やかぶせもの、入れ歯に金属を使用しない『メタルフリー治療』は、保険適応外の治療が多く、費用が多くかかってしますことがデメリットですが、中には保険適応内のメタルフリー治療もあります。

お口の状況により保険適応かどうかが変わりますので、ご担当の歯科医師に尋ねていただくのが良いかと思います。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2020年10月19日

歯肉退縮には、大きく分けて下記の二種類あります。

①どうしても防ぐことが出来ない不可抗力によるもの

②患者様や医院側の努力により防ぐことが可能なもの

①、②について、もう少し掘り下げますと、

①不可抗力の例

歯や歯肉の形に起因するもの。

歯肉の腫れが治まることによるもの(歯周病の改善)。

不可抗力による歯肉退縮は、ある程度許容しなければならない場合もあります。

②下記努力により防ぐことが可能な場合もある

患者様の努力 ; 毎日の口腔ケア。歯が強く当たっている場合、優しく噛む。

医院側の努力 ; 歯を動かすシミュレーション(クリンチェック治療計画)作成時に、歯根の向きを考えて作成、修正する。

万が一大きな歯肉退縮が起きた場合、歯肉を形作る手術もありますが、後戻りしやすいのが難点です。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2020年8月24日

欧米人とアジア人の頭や顔の骨格には大きな違いがあります。
欧米人は「コーカソイド」
アジア人は「モンゴロイド」
と分類されます。
大きな特徴として、コーカソイド(欧米人)の方が、モンゴロイド(アジア人)に比べて、頭が前後に長く、前から見た横幅が小さい傾向があります。

英語で横顔をプロフィール profile と言います。
その人の経歴とか人物紹介の意味があります。
横顔にこそ 人柄 が現れるという欧米の文化を著しています。
正面からの顔より、横顔に重きを置くのは、先ほどの骨格の特徴が関係していると考えられています。

対して、アジア人の顔は平べったいので、正面もしくは少し斜めに描かれる肖像画が多いように感じます。

このように骨格の差が文化に影響を及ぼしていますが、この骨格の差は
インビザライン矯正治療システム(マウスピース型矯正治療法の代表格)を扱う上でも大きな影響があります。
インビザライン矯正治療システムの根幹を担う クリンチェック(歯を動かすシミュレーション動画。メキシコで作成される)は、全世界700万人以上のインビザライン患者さん達の治療結果のデータを元に最適化されて作成されていますが、これは主にコーカソイド(欧米人)の骨格を前提としています。

そのため、アジア人のインビザライン矯正治療を行う場合、作成されたクリンチェックをアジア人向けに作り直す必要があります。
先ほどの骨格の違いに加え、歯根が存在している歯槽骨の幅が極端に狭いことなども、アジア人の特徴です。
欧米人向けのクリンチェックでそのままインビザライン矯正治療を行うと、この歯槽骨の幅の狭さが考慮されず、歯が骨から飛び出しかけて、顕著な歯肉退縮の原因となる事があり得ます。
クリンチェックは、しっかりとアジア人向けに修正し、時間をかけて完成させる必要があります。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2020年6月22日

まず大きな違いは、キレイラインは主に前歯の歯並びを治療するマウスピース矯正治療システムで、インビザラインは前歯も奥歯も動かすことが可能であり、さらに歯並びだけではなく噛み合わせ(垂直的な動き)の改善も可能 という点です。

キレイラインという名前は最近よく聞きますが、この治療法自体は、かなり昔からあります。
ワイヤー矯正後の微調整や、ワイヤー矯正後に保定装置を使うことが出来ずに後戻りした場合などに用います。
ASO (矯正治療に関する技工専門の技工所)さんが出している ASOアライナー も、ほとんど同じものです。
歴史が長い分、デジタル化に対応したりしており、進化しているようです。
クリアアライナーやエシックスなど、様々な名前がありますが、矯正治療システムの内容は ほぼ同じです。

最初はマウスピースが少しきついのですが、歯が動いて馴染んでくるとマウスピースのきつさも無くなります。

具体的には、現状の歯型を取り、その歯型の模型の歯並びを少し動かした模型(セットアップ模型と言います)を作成し、それを元にマウスピースを作成します。
模型を手作業で作成するか、パソコン内でデジタルで作成するかで、治療の精度が少し変わります。
必要に応じて、歯と歯の間を、歯に影響が無い範囲で少し削ります(ディスキング と呼んだり、インビザラインでは IPR と呼びます)


キレイラインで少し治療した後、奥歯や前歯を さらに改善したい という方が、高額ですが実績のある インビザライン を選ばれるようです。

最近ではさらに、キレイラインと同じぐらい前歯を治療可能で、クリニックにほぼ通わずにマウスピース矯正治療が出来るシステム「Hanaravi」
https://www.hanaravi.jp/
というものも、出てきているようです。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2020年5月12日

まず大きな違いとしては、ホワイトニングとクリーニングは保険適用外、歯周病治療は保険適用の施術です。

①ホワイトニング

ホワイトニングは薬剤を用いて歯を白くすること。

通常の自身の自然な歯より少し、もしくは大幅に白くすることを指します。

薬剤には種類があり、強くて歯にダメージが少なからずあるが、安価で効果が分かるのが早いものもあれば、ポリリンプラチナホワイトニングのように時間はかかりますが歯に優しいものもあります。

②クリーニング

クリーニングは着色などを落とし、歯を本来の白さに戻すことです。

保険診療のルール外の歯石除去も、保険適用外のクリーニングとなります。

歯科医院によってはそこにさらなる付加価値を足しているところもあるようです。

③歯周病治療

歯周病治療は、歯科医師による歯周病との診断の上、歯石を取ったり腫れた歯肉のケアをすることで、歯周病の進行を遅らせる(生きている以上、進行を完全に止めることは不可能です)ことです。

保険診療のルールに則った場合に、保険適用となります。

歯石を取る際、ほんのわずかに歯の表面が荒くなる可能性があるため、歯石を取った後に歯の表面を機械の歯ブラシ、歯磨き器具で磨くことが多いと思われます。

これは、着色を落とす目的ではありませんが、ついでに着色を落とすことに繋がっているようです。

※インビザライン矯正治療システムにおいては、矯正治療を受診しながら上記3つの施術を受けることが可能です。

オフィス(クリニックでの)ホワイトニングは、アタッチメント付与部位と付与していない部位での色ムラが出てくる可能性もあるので、矯正治療後がベストではあります。

ホーム(おうちでの)ホワイトニングは、オフィスホワイトニング後の白さ継続には効果的ですが、それのみでは少し効果が弱いかもしれません。

その分、色ムラの心配はありませんので、お試しや、日々の歯ブラシ後の仕上げとしての習慣には、良いかもしれません。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2020年4月26日

https://youtu.be/cxIox1q6ShY

この動画内でも説明がありますが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化は、このウィルスの感染による『ウイルス性肺炎』のみではなく、口腔内に常に存在している細菌(良い菌と悪い菌がいます)などが原因である『細菌性肺炎』とのWパンチが原因ではないか、と推察されています。

ステイホーム、うがい、手洗いに加え、舌磨きも含めた毎日の口腔内セルフケアをしっかり行い、肺炎を引き起こしかねない悪い菌(虫歯、歯周病の原因菌)をなるべく少なくするように心がけることが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化予防に効果的かもしれません。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2020年4月26日

咬合には、個性正常咬合、仮想正常咬合、機能正常咬合があります。

個性正常咬合とは、個性(歯や顎骨の大きさ、形態、筋組織、癖)にあった正常で最善の噛み合わせを指します。

仮想正常咬合とは、ほぼ実在しない完璧な咬み合わせと歯並びで、教科書的な理想的な咬合を指します。

機能正常咬合とは、多少基準から外れているが日常生活に問題がない咬合を指します。

当グループは、教科書通りの理想的な噛み合わせ ではなく、皆さまの個性にあった正常で最善の噛み合わせを、インビザライン矯正治療システムにて提供していきます。

インビザラインのマウスピース(アライナー)のみでは、咬合が治療が上手くいかない場合もあります。

その場合、当グループのインビザライン矯正治療システムの一つである「ボタン&エラスティック」を行います。

目立たない小さいボタンを歯に付与し、エラスティック(矯正治療用の輪ゴム)をかけ、ゴムの力で咬合を緊密にしていく(しっかりと噛める状態に持っていく)ことが可能です。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2020年3月3日

マウスピース矯正での矯正治療だと、工夫をしなければ奥歯でしっかり噛めなくなることが起こり得ます。

逆接的に申せば、しっかりと工夫と補助システム(透明なボタンを奥歯に付け、矯正用の小さい輪ゴムを夜間のみ使用)を用いれば、しっかりと噛めるようになります。

『奥歯でしっかり噛める良い噛み合わせ』を、さらに詳細に記述すると

『皆さまそれぞれの骨格、筋組織、噛み癖などの個性に合わせた正常で最善な噛み合わせ』

となります。

これを、『個性正常咬合』といいます。

矯正治療直後は噛み合わせが安定しないため、個性正常咬合に合わせた良い歯の配列をしていても、しっかり噛める実感が弱いこともあります。

矯正治療後、半年から一年ほど経つと、歯同士の細かい擦り合わせが行われ、しっかり噛める実感が強くなります。

当グループは、教科書通りの理想的な噛み合わせ ではなく、皆さまの個性にあった正常で最善の噛み合わせを、インビザライン矯正治療システムにて提供していきます。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2020年1月7日

矯正治療のご相談で、困惑される方が多くいらっしゃいます。

「この前に相談に行った歯医者さんで、歯を抜く必要がある場合、インビザラインでは治療出来ないと言われたのですが、、、こちら(池袋はならび矯正歯科・神谷)ではできると言われ、困惑してます」

結論から申し上げると、インビザライン矯正治療システムにて、抜歯矯正治療が可能です。

ただ、難易度が中程度からやや難しい部類に入るため、インビザライン矯正治療システムを導入したばかりの歯科医院であったり、経験が少ないと、インビザラインでは治療出来ない、となります。

それが悪い というわけではなく、その歯科医院ではインビザライン以外の素晴らしいシステムを他に導入している。使い慣れているシステムの方が当然結果も良いので、その歯科医院の勧めるシステムで矯正治療を受けるのが患者様にとってもその歯科医院にとっても 双方にとって良いこと となります。

KDC group(池袋はならび矯正歯科・神谷 / 上新井歯科・矯正歯科)は、Dr神谷がブラックダイヤモンドであり、通常の歯科医院では外科的な治療(抜歯ではなく、骨を切るなど。難症例)が必要と言われた場合でも、外科的な治療を回避するインビザライン矯正治療も積極的に行っています。

 

 

 

 

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