アーカイブ: 4月 2016

2016年4月24日

過酸化水素のままでは漂白効果はありません。
過酸化水素が活性化して分解していく過程で活性酸素を生じます。
この、活性酸素が漂白効果を示します。
活性酸素が着色物質に結合して、分解して着色がなくなります。
これによって白くなることを実感します。ホワイトニングでもこの作用を利用します。

活性酸素といって、思い浮かべるのは老化やシミ・しわの原因などではないでしょうか。
あまり良いイメージはないかもしれません。
口の中で使って大丈夫なのかと、心配するほどのことはありません。

活性酸素は不安定ですぐに分化されて効果が失われます。
では、活性酸素とはそもそも何でしょうか。
活性酸素は過酸化水素が酸素と水に分解されていく過程で生じるものです。

いくつか種類はありますが、漂白効果が高いのはOHラジカルです。
漂白効果を高めるには活性酸素を多く生じさせればいいことになります。
それには、温度を上げる、紫外線をあてる、液性をアルカリ性にする、触媒を入れることが必要です。

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2016年4月24日

・虫歯になりやすくなる
歯と歯の間に段差ができるので歯みがきのしにくいところができます。
そのため、歯垢がたまり、細菌を繁殖させ、虫歯を作る原因になります。
歯みがきのしやすい状態の方が、口腔内管理を簡単にできます。

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・歯周病になりやすい
虫歯のときと同じように段差のところに歯垢がためりやすいため、細菌が繁殖します。
この細菌が歯周病の原因になります。結果として、口臭の原因になることにもなります。

・噛みにくい
歯がデコボコだと上下で接しない歯ができてしまうため、噛むことが難しくなることがあります。
よく噛んで消化するためにも歯の叢生は不利になります。

・見た目が悪い
最近は歯並びを気にする傾向が強まっています。就職をする前に少しでも、よいイメージを持たれるために矯正を決意する方もいます。

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2016年4月17日

ホワイトニングといっても、いくつかの種類があります。
家で自分で行うものと、歯科医院で歯科医師または歯科衛生士が行うものがあります。
家庭で行うものと歯科医院で行うものを両方併用する場合もあります。

家で自分で行うものをホームホワイトニングといいます。
まず、歯科医院で自分専用のトレーを用意します。
家でトレーに薬剤を入れて自分で口の中に入れます。
このとき、使う薬剤は低濃度の過酸化水素または過酸化尿素です。

過酸化水素が低濃度になるのは安全性を重視するからです。
過酸化尿素で漂白されるの?と思われるかもしれませんが、
過酸化尿素は分解されて過酸化水素になります。結局、過酸化水素として働きます。

また、歯科医院で行なわれるホワイトニングをオフィスホワイトニングといいます。
歯科医院で行うため、ホームホワイトニングより濃度の高い過酸化水素を使います。
ホームホワイトニングより、効果が早めに実感できます。
光を当てることで、効果を高めることもあります。

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2016年4月17日

歯の大きさと顎の大きさのバランスが悪いことが考えられます。
永久歯が生えるときに、歯の大きさが大きいと顎の中に歯が収まらず、まっすぐ生えることができず、曲がって生えてくる原因になります。
顎の大きさが小さいときに歯の生えるスペースがなく、歯が本来とは異なった場所から生えてくることがあります。

乳歯が早めに抜けてしまうと、奥の歯が前に倒れてしまいます。
そのため、永久歯が生えるスペースをなくしてしまい、永久歯は正しい位置に生えることができません。
歯の叢生はこれらの原因が重なっておきます。

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2016年4月10日

乱杭歯やガチャ歯とも呼ばれます。
歯の生えるスペースと歯の大きさのバランスが悪いために、歯がデコボコに並んだ状態です。

八重歯が唇側に張りだして、生えていることもあります。
デコボコがひどい場合は真中から2番目の歯(側切歯)が隠れて見えないこともあります。
前から見たときに目立つので、歯並びの悪さを気にするようになる方も多いです。

最近では、成人になってから自分の意志で矯正を決意する方も増えています。
マウスピースや透明のブラケットなど、見えない、目立たない矯正の選択肢が増えてきたことも、成人の矯正をする理由のひとつかもしれません。

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2016年4月10日

歯科におけるホワイトニングとは何のことでしょうか。
よく、歯の表面をきれいに掃除することをホワイトニングだと思っている方がいます。
そうではありません。

歯科におけるホワイトニングは歯の漂白を指すのが一般的です。
漂白と聞いて何を思い浮かべますか。
衣類の漂白などに用いるのは、ハ◯ターなどの次亜塩素酸ナトリウムが入っているものやオキシドールなどの過酸化水素がありますね。
歯科では主に過酸化水素を使って、ホワイトニングを行います。

次亜塩素酸ナトリウムは効果が強すぎて口の中では危険で使えません。
次亜塩素酸ナトリウムも過酸化水素も酸化型の漂白剤です。
酸化型の漂白剤は活性酸素が色素を分解します。
また、還元型の漂白剤もあります。

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