アーカイブ: 10月 2017

2017年10月29日

歯科治療で使われるマウスピースには、いくつか種類があります。
みなさんがすぐに思いつくのは、スポーツのときのマウスピースでしょう。
ボクシング、ラグビーなどのコンタクトスポーツのときに、使用することがあります。
コンタクトスポーツのときのマウスピースは、接触に抵抗するために硬い素材でできています。

また、同じスポーツでも野球などでは食いしばるときに、力を最大限に発揮するためのマウスピースを着用します。
そのため、咬み合わせの部分にクッション性のある素材が使われていることもあります。

スポーツ以外ではホワイトニングのときのトレーとしてマウスピースを使います。
ホワイトニングでも歯科医院で行うオフィスホワイトニングではなく、家庭で行うホームホワイトニングのときにマウスピースを使います。
マウスピースの中にホワイトニング材を入れて使用します。

他にも、歯科ではマウスピースを使うことがあります。
それは矯正用のマウスピースです。
最近では、少しずつ知られるようになってきたかと思います。
今までは矯正というと、ワイヤーと金属の装置を歯に付けるものでしたが、マウスピース型の矯正も増えています。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2017年10月29日

インビザラインはワイヤー矯正に比べて、痛みの少ない矯正と言われています。
ワイヤー矯正では調整をする度に、痛みを感じることも多いです。
調整の具合によっては、激痛がすることもあります。
痛みで、集中できない、眠れない、装置を取り外してほしいというような意見もあります。

インビザラインでも、まったく痛みが無いかといえばそうではないでしょう。
歯を動かすことによる痛み、アライナーを取り外すときの痛みは少なかれあります。

ただ、ワイヤー矯正のような激痛が起こることはまれでしょう。
インビザラインではシミュレーションで歯を動かす量が、適切にコントロールされているので、大きな力が歯にかかることはありません。
なので、ワイヤー矯正のような激痛になることは少ないです。

もし万が一激痛があった場合、迷わず、当院か、かかりつけの歯科医院を受診してください。

過去に、歯の神経を取る治療を行った歯は 強度が低く、何かのきっかけでひび割れてしまうこともあります。

ひび割れが起きていなくても、内部で急激な炎症が起きると激痛が起こります。

これは神経を取っていなくても、過去にぶつけた(小さい頃転んで前歯を地面にぶつけた etc)ことがあると、起こり得ます。

その他、歯肉の急激な炎症が起こり激痛がある場合や、その腫れた歯肉にアライナーがかぶさり、激痛が起こることもあります。

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2017年10月28日

インビザラインを装着している間は飲食ができません。
しかし、なにか、口の中に入れたいときもあります。
そんなときに、ガムでも噛みたいと思うこともあるでしょうか。

アライナーを装着した状態で、ガムを噛めるのか、噛んでもいいのか。
アライナーを装着した状態でガムを噛むことはできなくはないでしょう。

粘着性の強いものでも簡単にアライナーは外れないです。
ただ、アライナーでガムを噛むときの感触は、どうでしょうか。
感じ方は人それぞれというところでしょう。

キシリトールなどの甘味料を使用しているものは虫歯リスクは低いですが、砂糖が入っているものはお勧めできるとは言えません。
口の中が砂糖によって酸性になることは、予防の観点からいいことではありません。

なので、どうしてもインビザライン治療中にガムを噛みたいときは、インビザラインを外したほうがいいでしょう。

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2017年10月22日

インビザライン治療中に引っ越しをしなければならないことがあるかもしれません。
インビザラインはこのようなときでも安心です。

引越し先でインビザライン治療ができる医院があれば、そのまま治療を継続することができます。
ワイヤー矯正では先生が変わることによって、治療方針がまったく同じということは難しいでしょう。

インビザラインではシミュレーションを作成しているので、治療方針は変わりません。
インビザラインは今までの矯正にはない、メリットがあると言えます。

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2017年10月22日

インビンザラインはクリンチェックというシミュレーションソフトで、1ステップずつ細かく設計されます。
ここがワイヤー矯正と大きく違うところです。
ワイヤー矯正では、通院の度にワイヤーを曲げて調整することが多いので、あらかじめ仕上がりを予測することが難しいことがあります。

インビザラインではアライナーをつけかえるごとに、少しずつ歯が動いていくので、シミュレーション通りに仕上がるようになっています。
ただ、あくまでシミュレーションなので仕上がりにずれを生じることもあります。
その場合は追加アライナーといって、マウスピースを再度、作成することもあります。

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2017年10月15日

大人になってから、歯並びを気にする方も多いです。
子どものときに、矯正をしてほしかったけども。。。
こんな意見を聞くこともあります。

最近では、目立たないタイプの矯正装置が増えたこともあり、大人になってから矯正治療を始める方が増えています。
目立たない矯正治療はマウスピース型や歯の裏側に装置がつくタイプのものがあります。
どのタイプのものでも、人に気づかれることは少ないでしょう。

大人になってから、歯並びが悪い方でも矯正治療に取り組めるようにシステムも進んでいます。
当グループで取り組んでいるインビザライン治療は、できるだけ抜歯をせずにマウスピース型の装置を使う治療です。

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2017年10月12日

マウスピースと聞くと、スポーツのときにつけるものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
あんなので、歯って動くのか。不思議に感じませんか。

確かに、スポーツに使うマウスピースでは、歯は動きません。
矯正治療に使うマウスピースは、弾性力のあるタイプのものです。
スポーツのときに使うものより、薄く、たわみます。

弾性力のあるマウスピースを10日程で付け替えていくことで少しづつ、歯を動かしていきます。
今より、少しだけ歯が動いた状態のマウスピースを入れることで、歯がその位置へ誘導されていきます。

マウスピース矯正で、結構、歯並びは変わるものです。

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2017年10月1日

インビザラインはアライナーを入れたら、通院しないでいいわけではありません。
特に問題がない場合でも、2-3ヶ月に一度(最低 半年に一度)は通院していただくことになります。

それは、自分では気づかないことがあるからです。
歯の表面に付けるポッチ(アタッチメント)が取れていることがあります。
奥歯は取れていることが気づかないことも多いです。
正確に動くことができなくなるので、アタッチメントが取れている場合は再度付け直します。

アライナーと歯が気づかないうちに合わなくなっていることもあります。
アライナーがはまらなければ自分でも気づきますが、少しのズレではわかりません。
このズレが今のアライナーで対応可能の範囲であればいいのですが、ズレが大きいときはこの時点で、再度アライナーを作り直す必要があります。

2-3ヶ月に一度の割合で来院していただけば、早めに対応ができるので、来院をして経過を診ることは重要です。

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2017年10月1日

インビザラインでは治療の途中でゴムを使うことがあります。
ゴムを使うのかと不安に思う方もいるかもしれません。
外から見て目立つことはないので安心してください。

ゴムはどのようにかけるのか。
ゴムは歯の表面に突起をつけて、その突起どうしにゴムをかける場合とアライナーに切れ込みがあって、そこにゴムをかける場合があります。
ゴムは指にの上に乗るくらい、小さいので慣れるまではかけるのが難しく感じるかもしれません。

ゴムはどの位置にかけるのか。
主に奥歯と犬歯の後ろの歯にかけることが多いです。
かける組み合わせとして、上の犬歯の後ろの歯と下の奥歯の組み合わせや、上の奥歯と下の犬歯の後ろの歯の組み合わせなどがあります。
患者さんの状態によってかける位置は変わってきます。

ゴムをかけることで何の意味があるのか。
咬み合わせを良くしたり、顎の位置を動かすことで上の顎と下の顎の前後的関係を改善します。

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