矯正コラム
2018年9月9日
前歯は鼻筋とそろうときれいな歯並びだとされています。
実際は、上下の前歯の中心(正中)と鼻筋が一直線になっていることは少ないです。
従来のワイヤー矯正では術者の加減で、正中を合わせていました。
これはとても、難しい技術を必要とします。
しかし、インビザライン治療ではシミュレーションで正中を合わせるように設計できます。
なので、しっかりと治療を行えば正中を合わせることが可能になっています。
しかし、一度の治療で正中が合わないこともあります。
そのようなときは、追加でマウスピースを作成して、きれいな歯並びを目指します。
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2018年9月9日
インビザライン治療では初めのうちは動きを実感することは少ないです。
それは、初めのうちは奥歯を少しずつ動かすことが多いからです。
自分で効果を実感できるのは、前歯が動き出してからです。
シミュレーションの設計にもよるので、時期は人によって違います。
多くの場合、半年もすれば自分の歯並びが変わったと感じるでしょう。
モチベーションを下げないで、歯並びが変わるまで継続することが治療の成功につながります。
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2018年9月2日
インビザラインは10日前後でマウスピースを交換していきます。しかし、治療の途中でマウスピースに亀裂が入ることがあります。矯正力による影響や咬む力などによって、亀裂が入ります。
亀裂が入ったマウスピースでは十分な矯正力がかかりません。いつ、どのような原因で亀裂が入ったかは重要です。しっかりと状況を把握するためにも、マウスピースの亀裂に気づいたときは早めに担当医に相談しましょう。
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2018年9月2日
過蓋咬合のように咬み合わせが深い状態のときは、横顔が短めになることが多いです。下顎が引けたような位置にあるので、鼻の下と顎の尖端を結ぶ距離が短めになります。
矯正治療では歯並びを治すと同時に、顎の位置を前方に移動させて横顔の改善をすることがあります。下顎の位置を前方に移動させるためにゴムを使って下顎を移動させます。下顎が前方に移動することで横顔の見た目に変化をもたらすことができます。
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2018年8月26日
インビザラインを早く交換するという情報を、見かけた方もいるかもしれません。確かに様々な考え方もあります。しかし、治療の成功、予測実現性を高めるために規定の使用時間を守ることをお勧めします。
しっかりと使用して十分な矯正力を得たほうが結果として、治療が成功する可能性が高いです。最近では、年齢や症例によっては交換期間が1週間まで短縮することができます。
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2018年8月26日
インビザライン治療を早く終了させたいから、決められた試用期間より早めに交換したい。ひっそり早めに交換した。結構、このような方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、インビザライン治療は各ステージのアライナーをしっかりと使わないと思うような治療効果が得られません。予測通りに動かないで次のマウスピースに進んでしまうと、次のマウスピースがしっかりとはまらないで、十分な矯正力を発揮できません。
担当医の指示に従い、マウスピースの交換時期を守りましょう。
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2018年8月19日
インビザラインにはアタッチメント(白いポッチ)が歯の表面につくことが多いです。付着する部位と形にはそれぞれ意味があります。なので、前歯につけることもあります。
前歯のねじれを解消したり、奥に引っ込んでいる歯を唇側に移動させたりするのに有効的です。特に、上の真ん中から2番目の歯が引っ込んでいるときは歯が動きにくいので、付着することも多いです。
しかし、上の前歯は特に人から見たときに目立つことが多いのでご希望があればつけない設定をすることができます。
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2018年8月19日
インビザライン治療で用いられるアタッチメントは治療が終了するまでつけることが一般的です。アタッチメントには歯を動かす機能だけではなく、咬み合わせを整えたり、マウスピースとの適合を良くする働きもあります。
歯を積極的に動かすことが終わったあとも、アタッチメントは外さずにつけたままにしておきます。歯を動かす治療が完全に終わって、保定の段階に入るときにすべてのアタッチメントを外します。保定装置はアタッチメントのない状態で型を採って作成されます。
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2018年8月12日
インビザラインの個数はシミュレーションによって決まります。複雑なケースでは個数は増える傾向にあります。できる限り、予測実現性の高い個数になるようにシミュレーションは作成されます。
歯を動かす量が多いほど、インビザラインの個数は増えます。シミュレーションで移動量を少なくてすむように個数を調整します。それでも、個数が多くなる場合は再度シミュレーションを作成し、マウスピースを作り直すこともあります。
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2018年8月12日
インビザラインの成功はどこで決まるのではしょうか。まず、シミュレーションで設計した通りに歯が動けば、矯正治療は成功したと言えるでしょう。
前歯の見え方、突出感、真ん中の歯と顔の真ん中が一致しているなどが予想通りになっているか。見た目が患者さんの希望通りになっていることが重要です。
奥歯の咬み合わせの位置と咬み合わせがしっかりとしているか。奥歯のかみ合わせが不安定ではしっかりと咬むことができません。前歯の歯並びに影響することもあるので、奥歯のかみ合わせは重要です。
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