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矯正コラム

2016年7月25日

基本は歯みがきです。
歯周病の原因となる細菌の温床となるプラークを口の中に残さないことが大切です。
そのためには、しっかりとした歯みがきをしなければいけません。
正しい歯ブラシの持ち方、歯間ブラシやフロスの使用を習慣化しましょう。
電動歯ブラシの使用も有効です。
一度、歯科医院で歯みがきの仕方を指導してもらうことをお勧めします。

また、生活習慣の改善も重要です。
喫煙している方は歯周病のためには、禁煙する方がよいでしょう。
タバコには有害物質が含まれているので、歯周病にも影響します。

食生活の見直しをすることで、食事をおいしくいただくことができます。
よく噛んで、食事をすれば唾液もたくさん出るようになり、歯周病の予防につながります。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2016年7月25日

過蓋咬合を咬合を改善するには前歯を圧下し、小臼歯を挺出する必要があります。
前歯の圧下には前歯の口蓋側にプレッシャーエリアを設置することによって歯軸の方向に圧下する力がかかりやすいように設計されています。
小臼歯には過蓋咬合用の最適アタッチメントを設置することによって、挺出を可能にします。
また、小臼歯を挺出するときに咬合力がかからないように大臼歯を離開させます。

そのときに有効的なのがバイトランプです。
バイトランプは上顎前歯の裏側に設置される突起物です。
プレジション・バイトランプを設置するようになってからは、アライナーの各ステージごとに奥行きの幅が変わり、上の前歯と下の前歯は接するが臼歯は離開するように設計されています。

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2016年7月17日

骨粗しょう症は骨密度が下がり、骨がもろくなった状態です。
骨粗しょう症になると歯周病は悪化するのか?
骨粗しょう症の人は健常の人より、歯槽骨の破壊がより進むと言われています。
歯周病は悪化しやすい考えれます。
では、歯周病が骨粗しょう症に影響するでしょうか。
歯周病になると炎症性物質がでます。
そのため、骨粗しょう症が悪化するのではないかとも言われています。

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2016年7月17日

・顎関節症
下顎が入り込んだようになります。
顎関節への負担が大きくなります。
そのため、顎関節症を起こしやすくなります。

・歯肉の炎症
歯肉の炎症は歯周病だけでなく、機械的な刺激でもおこります。
過蓋咬合は下の前歯と上顎の歯肉があたることが多いです。
そのため、上の前歯の裏側の歯肉が刺激され、歯肉炎を起こすことがあります。

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2016年7月10日

タバコには多くの有害物質が含まれています。
有害物質の中でも、ニコチン、タール、一酸化炭素は3大有害物質とされています。
3大有害物質と歯周病の関係を見ていきましょう

ニコチン
ニコチンには強力な血管収縮作用があります。
そのため、歯肉に炎症があったとしても出血が抑えられてしまいます。
歯周病が悪化しても、自覚症状が少ないので治療が遅れることになります。

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タール
歯の表面を黒くするヤニの原因です。
歯の表面にタールが付着すると、その上に歯垢や歯石が付きやすくなります。
結果として、細菌を繁殖させる原因になるので歯周病を悪化させます。

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一酸化炭素
ヘモグロビンと結合することで、酸素運搬能力を低下させます。
全身的な酸素欠乏状態が起き、免疫力の低下を引き起こします。
結果として、歯周病の悪化を招きます。

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2016年7月10日

・上下の顎のバランスが不調和
上顎が大きく、下顎が小さいとき、上の顎が下を覆うようなかみ合わせになります。

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・顎関節の位置が後方にある
下顎を後方に引くため、下顎が後退するので過蓋咬合を起こします。

・奥歯に問題がある
奥歯を早く失ったり、永久歯が正しく生えてこなかったりして、奥歯での咬み合わせの高さが低くなると咬み合わせが深くなります。

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2016年7月3日

糖尿病
歯周病と糖尿病は相互に関わっている疾患です。
糖尿病を患っていると、免疫力の低下によって歯周病菌による影響を受けやすくなります。
また、歯周病によって産生される炎症性物質がインシュリンの働きを妨げることによって、糖尿病を悪化させることがあります。

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心疾患
心筋梗塞や狭心症は血管内に沈着物ができることによって引き起こされます。
血管内にできる沈着物と歯周病菌は関係していると考えられています。
血管内に入った歯周病菌が沈着物の形成を促進するからです。

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早期低体重児出産
妊娠をしていると歯周病菌を活性化しやすくなります。
歯周病菌や炎症性の物質が血管内に入って、子宮を収縮して早期出産や低体重児出産を引き起こすリスクを高めます。
なので、妊娠中の口腔内管理は重要です。

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誤嚥性肺炎
気管に入った唾液中の細菌が引き起こすのが誤嚥性肺炎です。
高齢者や要介護者は特に、唾液が間違って気管に入りやすくなるので肺炎を起こしやすくなります。
プラークコントロールが悪く、歯周病菌が多い状態では肺炎を起こすリスクが高まります。

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2016年7月3日

上の前歯が下の前歯を覆うような状態になるくらい、深い咬み合わせのことをいいます。
過蓋咬合が重度のときは下の前歯が全く見えないこともあります。
このような状態のときは下の前歯が上顎の歯肉にあたり、歯肉が炎症することがあります。
下の顎が押し込まれたような状態になるので、顎関節に影響を与えることがあります。
なので、顎関節症を引き起こします。

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2016年6月27日

開咬の場合、奥歯を低くして、前歯を引っ張りだすと口が閉じてくることは想像できますか。
インビザラインでは奥歯を固定源にして、前歯を引っ張りだす(挺出させる)ことができます。
このとき、固定源にしている奥歯に作用反作用の力が加わり、奥歯を低くする(圧下させる)ことができます。

なぜ、マウスピースを入れることで、前歯の挺出ができるのか。
それは、マルチトゥース挺出用最適アタッチメントを使用しているからです。
マルチトゥース挺出用最適アタッチメントは挺出させるように、設計された特殊なアタッチメントです。

よって、上顎前歯4本をブロックとして、挺出する力をかけることができます。
4本の歯それぞれの歯には、それぞれ挺出に必要な力がかかるように設計されています。

また、前歯を挺出させない方が良い場合、奥歯の圧下のみを行うこともあります。

奥歯の圧下は、ワイヤー矯正では難易度が高い治療となりますが、インビザラインでは比較的容易な治療になります。

その理由に、人が自然に持つ咬合力(噛む力)により、インビザラインのマウスピースの厚み(平均0.7mm)分、奥歯が自然に圧下されることが挙げられます。

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2016年6月27日

歯周病の原因は口の中の細菌です。
口の中には300~500種類の細菌が生息していると言われています。
プラーク1mgの中には1億個の細菌が生息しています。
細菌もすべてが悪いものだけではありません。

善玉菌、悪玉菌、日和見菌に細菌を分けることができます。
善玉菌は体にとって有益に働きます。
外から入ってくる悪い菌に抵抗する働きを持つものもあります。
悪玉菌は体に悪い働きをすることが多いです。
日和見菌は普段はおとなしいですが、体力がなくなったときに悪さをすることがあります。

代表的な歯周病菌として、P.g.菌、T.f.菌、Td.菌 があります。
重度の歯周病の人の多くはこれらの細菌を保有していると言われています。

Porphylomonas gingivalis(P. g.菌)
歯肉炎を引き起こす細菌と考えられています。
細菌が出す毒素によって歯槽骨を溶かす働きがあります。
悪臭を出すことや動脈硬化に影響することもわかっています。

Tannerella forsythensis(T. f.菌)
歯周ポケットの中に生息し、歯周ポケットの血管から体内に入り込みます。

Treponema denticola (T. d.菌)
細菌のコントロールが難しく、難治性の歯周病菌です。

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