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所沢矯正歯科 まつおか矯正歯科ブログ

2018年5月20日

床矯正

床矯正は永久歯に生え変わる時期の子供に使うことが多いです。成長を利用しながら、顎を拡げることを目的とした装置です。歯の生えるスペースを確保することで、歯並びが悪くならないようにする予防矯正としての働きもあります。

床矯正は睡眠時に使用することが多いです。顎の成長は成長ホルモンが多く分泌される夜間に起きるからです。なので、学校に持っていく必要はありません。周りに知られずに使用できるのもメリットです。

床矯正にもいろいろな種類があります。顎を拡げるだけでなく、歯を動かすこともあります。そのため、ワイヤーがついているタイプものもあります。

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2018年5月13日

いろいろな矯正装置 チンキャップ

下顎を後ろに下げたいときに、チンキャップという装置を使うことがあります。顎(chin:チン)にキャップを付けるので、チンキャップと言われます。また、下顎の先(オトガイ部)にキャップを付けるのでオトガイ帽装置ということもあります。

装置の構造は頭にヘッドキャップを被り、下顎の先にチンキャップを付けます。ヘッドキャップとチンキャップはゴムで結ばれます。このゴムによって、下顎に後方への力が働きます。

主に成長期における受け口の治療などに使用されます。下顎の成長を抑制したり、下顎の位置を後方に下げる効果があります。

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2018年5月6日

いろいろな矯正装置 ヘッドギア

矯正装置の中にも、いろいろなタイプのものがあります。通常は口の中に入れいるタイプのものが多いです。しかし、頭に付けるタイプの装置もあります。どうしても、頭に付けるので見た目に目立つことになります。それでも頭に装置を付けるのは、頭を固定源として力をコントロールするためです。

出っ歯傾向のときに上の顎の成長を抑制したり、上の奥歯の位置を後ろに下げることで前歯の位置を後ろに下げる目的で使用されます。装置はまず頭にキャプをかぶせます。それとは別に歯に固定源を作るために、歯に固定式の装置を装着します。頭につけたキャップと歯につけた装置をワイヤーでつなげます。これで、上の顎や歯に後ろ方向の力がかかります。

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2018年4月29日

大人の矯正との違い

子供の矯正と大人の矯正では、違うところもあります。1番の違いは子供は成長をすることです。成長スパート(第二次成長期)の頃に顎も大きくなります。成長スパート前は主に、準備矯正として永久歯が生えるスペースを確保します。成長スパートが終わる頃から、Ⅱ期治療(歯並びをよくする)に移行していきます。

子供の矯正では、協力や理解を求めることも大切です。大人と違い、自分で管理することが難しいこともあります。特に取り外し式の装置の場合、しっかりと使えているのか、確認してあげる必要もあります。装置を装着すると、カリエスリスクを高めることもあるので、磨き残しのないように、歯磨きチェエクも重要です。

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2018年4月22日

検査の説明

検査をもとに、矯正治療の方針(治療方法、治療期間、矯正装置、費用など)をお伝えします。現在の歯並びから、永久歯が生えてくるためにどのようにスペースを確保するのか。そのために、どんな装置を使うかを説明します。

歯を並べるスペースが小さいときや、乳歯が永久歯の萌出を阻害しているときは、抜歯の必要性があります。歯が正常に生えてこないで、骨の中に埋もれている状態のときは、外科処置が必要になることもあります。

虫歯があるときは矯正治療を始める前に、処置をするのかなどもお伝えします。矯正治療をするとカリエスリスクを高めることもあるので、早めの治療をお勧めします。

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2018年4月15日

インビザラインを提供しているアラインテクノロジー社が開発した、インビザラインライトで治療できるようになりました。インビザラインライトとインビザラインにはいくつかの違いがあります。

インビザラインライトはインビザラインがすべての歯を動かせるのに対して、主に前歯の矯正治療をするときに限られます。そのため、適応症も限定され、治療期間も短くなります。

今までの、インビザラインにはなかった1番の違いは、アプリによる診断ができるということです。 スマホがあれば、スマホで写真を撮影し、アプリで診断まで可能になります。このアプリが使えるのはインビザラインライトが導入されている医院のみになります。アプリで、自分がインビザラインライトに適用されるのか、インビザラインで治療するべきなのかを判断することができます。

前歯矯正のインビザラインライト

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2018年4月8日

検査 レントゲン

矯正検査では2種類のレントゲンを撮影します。顔を前から全体的に撮影するものと、横顔を撮影するものがあります。前から撮影するものをパノラマレントゲン、横から撮影するものをセファロといいます。

パノラマレントゲンでは、顔全体の撮影ができるので、左右の非対称性がよくわかります。また、顎の関節、咬み合わせ、歯の萠出状態がわかります。

セファロでは、撮影したレントゲンに計測点を設定して分析します。近年はPC上で分析することが多いです。計測点を設定すると、ソフトが分析を行えるようになっています。分析の結果、骨格や歯の生えている向きなどがわかります。平均的な数値と比較して、状態を把握します。

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2018年4月1日

検査 模型

お口の中の状態を取り出して診るために、歯の型採りをします。上下それぞれお口全体の型採りをします。慣れないと、少し息苦しいこともあります。

型に石膏を流して、固まると模型が完成します。普段、口の中がどうなっているのかわかりにくいですが、歯並びをよく診ることができます。歯の生えている方向、口の横幅、咬み合わせ、歯の大きさなどの情報を得ることができます。

治療方針を決定する上で、大切な情報になります。矯正治療をしてきれいに歯が並ぶか、歯を抜くべきかなどを決定する材料にもなります。

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2018年3月25日

検査 写真

矯正治療をする前に顔の写真と口の中の写真を撮ります。顔の写真は正面からの写真(普通の表情、笑顔)、横顔の写真、斜めからの写真を撮ります。矯正治療の診断をするときに、それぞれ意味があります。

正面からの写真は顔の対称性、唇の閉じ方などを診ます。笑顔の写真は歯茎の見え方などを診ます。横顔の写真は唇の突出や顎の位置関係などを診ます。斜めからの写真も唇の閉じ方などを診ます。

お口の中の写真は咬んだ状態で、正面、右斜め、左斜めから写真を撮ります。前からの写真は咬んだときの前歯の歯並びを診ます。右、左からの写真は咬んだときの咬み合わせの関係を診ます。

口を開けた状態で、鏡を口の中に入れて上の全体の写真、下の全体の写真を撮ります。歯並びを咬み合わせの面から診ます。

また、咬んだ状態で、真横からと下斜めの方向から撮ります。前歯の前後的な関係を診ます。

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2018年3月18日

不正咬合 交叉咬合と鋏状咬合

通常の咬み合わせは、上の歯が下の歯を少しだけ覆うような咬み合わせをしています。上の歯が下の歯より少し、外側にあるようなイメージです。それに対して、交叉咬合は下の歯が上の歯よりも外側にあります。鋏状咬合は、上の歯が下の歯より大きく外側にあり、噛めずに すれ違ってしまっている状態です。

交叉咬合のことをクロスバイト、鋏状咬合のことを すれ違い咬合やシザーズバイトともいいます。

原因として
・遺伝
・上下の顎のバランスが悪い(上の顎が小さい、下の顎が大きい等)
・何らかの癖などで筋肉のバランスや顎の位置を悪くした
などあります。

奥歯に起こると、見た目に影響をすることは少ないです。しかし、奥歯の咬み合わせが悪いので、しっかりと食べ物を咬めない、顎の関節に負担がかかるなどの不都合が生じます。

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