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2018年3月25日

部分矯正とは

歯の一部を動かして、前歯の見た目を良くしたり、奥歯のかみ合わせを整えたりする矯正です。全体の歯並びを治して理想的な歯並びや咬み合わせを目指すというより、希望や目的に合わせて歯を少し動かすというイメージです。そのため、治療期間は短めで費用も抑えられる傾向にあります。ただ、適応となるケースが限られることもあります。

被せ物やブリッジ、インプラントなどをする前に、部分矯正をすることもあります。被せ物やインプラントなどをするための準備矯正として、部分矯正を行います。矯正治療とその他の治療を組み合わせることで、よりよい治療効果を上げるためです。

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2018年3月25日

検査 写真

矯正治療をする前に顔の写真と口の中の写真を撮ります。顔の写真は正面からの写真(普通の表情、笑顔)、横顔の写真、斜めからの写真を撮ります。矯正治療の診断をするときに、それぞれ意味があります。

正面からの写真は顔の対称性、唇の閉じ方などを診ます。笑顔の写真は歯茎の見え方などを診ます。横顔の写真は唇の突出や顎の位置関係などを診ます。斜めからの写真も唇の閉じ方などを診ます。

お口の中の写真は咬んだ状態で、正面、右斜め、左斜めから写真を撮ります。前からの写真は咬んだときの前歯の歯並びを診ます。右、左からの写真は咬んだときの咬み合わせの関係を診ます。

口を開けた状態で、鏡を口の中に入れて上の全体の写真、下の全体の写真を撮ります。歯並びを咬み合わせの面から診ます。

また、咬んだ状態で、真横からと下斜めの方向から撮ります。前歯の前後的な関係を診ます。

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2018年3月18日

通常、ワイヤー矯正ではブラケットという装置を歯の表面につけます。インビザライン治療でも、同じような装置が付くのかと心配する方もいるかと思います。

ご安心してください。インビザライン治療では歯の表面にブラケットは付きません。その代り、アタッチメントというポッチが付きます。このポッチを付けることで、歯をより動かしやすくすることができます。

アッタチメントは、ブラケットほどの大きさもありません。素材も歯の詰め物に使うのと同じものなので、あまり目立つこともありません。ご希望によっては、前歯につけいない設定にすることもできます。

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2018年3月18日

不正咬合 交叉咬合と鋏状咬合

通常の咬み合わせは、上の歯が下の歯を少しだけ覆うような咬み合わせをしています。上の歯が下の歯より少し、外側にあるようなイメージです。それに対して、交叉咬合は下の歯が上の歯よりも外側にあります。鋏状咬合は、上の歯が下の歯より大きく外側にあり、噛めずに すれ違ってしまっている状態です。

交叉咬合のことをクロスバイト、鋏状咬合のことを すれ違い咬合やシザーズバイトともいいます。

原因として
・遺伝
・上下の顎のバランスが悪い(上の顎が小さい、下の顎が大きい等)
・何らかの癖などで筋肉のバランスや顎の位置を悪くした
などあります。

奥歯に起こると、見た目に影響をすることは少ないです。しかし、奥歯の咬み合わせが悪いので、しっかりと食べ物を咬めない、顎の関節に負担がかかるなどの不都合が生じます。

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2018年3月11日

インビザライン治療はシミュレーションに従って、行なわれます。シミュレーション通りに、マウスピースを交換していっても、シミュレーションとのズレを生じていることがあります。インビザライン治療では、ズレを修正するためにマウスピースを追加して治療を継続することができます。

ただ、再度、型を取り直してシミュレーションを作り直す必要があります。なので、治療が進まない時間が生じてしまいます。この点は、ワイヤー矯正と比べてデメリットと言えます。

また、シミュレーション通りに最後までいっても、顔の真中と歯の真中が合わないことや、咬み合わせが不十分なときがあります。このようなときも、インビザラインを追加して、より理想的な状態に近づけることができます。

KDCgroupでは、この「追加」も含めて、歯を動かす費用全て込みの金額を提示しています、ご安心ください。

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2018年3月11日

不正咬合 開咬

咬んでもしっかりと咬めないで、隙間ができる状態を開咬といいます。奥歯が咬んでいるのに前歯が噛んでいない場合と、前歯が咬んでいても奥歯が咬まない状態があります。

バイト(咬む)が開いているので、オープンバイトと呼ばれることもあります。開咬になる人は結構、多いと言われています。12~20歳までの10人に1人が開咬の状態にあると考えられています。

原因として、舌を前歯に押し付ける癖や指しゃぶりがあります。上の前歯が前に出て、上下の前歯に隙間ができます。また、口呼吸によって筋肉のバランスを崩すことや遺伝的な骨格の問題で、開咬を生じることもあります。

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2018年3月4日

交換時期は一定間隔で決まっています。間隔は医院によっても、違うので担当医に確認しましょう。概ね1~2週間ごとに交換します。忘れずに交換することは、シミュレーション通りに歯を動かすために大切です。

交換のタイミングは夕食の後がおすすめです。夕食のあとならば、朝まで連続してつけている時間が長いからです。特に、最初の3日間は少しでも長く着用した方が治療効果があります。22時間以上の着用が望ましです。最初の3日間に必要な力がかかるとされています。

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2018年3月4日

不正咬合 上顎前突

上の歯並びが下の歯並びよりも前にある状態です。一般的に、出っ歯と言われる状態です。上の前歯が前に飛び出しているときと、下の顎が後ろの位置にあるときがあります。

見た目にわかりやすく、歯並びを改善したいと思うきっかけになりやすいです。また、前歯で咬みにくいため、食事にも影響をすることがあります。

原因として、指しゃぶり、舌を押し出す癖、頬杖、遺伝などがあります。1つの要素で作られるだけではなく、複合的要素からおこることもあります。

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2018年2月25日

インビザラインはシミュレーションによって、動きをコントロールしています。このシミュレーションのことをクリンチェックと言います。クリンチェックでは治療のゴールまでをステージごとに設計されます。

インビザラインの動きに、遠心移動、側方拡大などがあります。これらの歯の動きは、並べるスペースを獲得するのに重要になります。遠心移動や側方拡大のように奥歯を動かすことで、適応できる症例も多くなっています。

前歯を並べるときも、細かくシミューレーションされるので、具体的な仕上がりが実感できます。自分の思い描いたような歯並びを、オーダーできるのもインビザラインの特徴です。

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2018年2月25日

不正咬合 反対咬合

通常のかみ合わせと違って、下の前歯が上の前歯より前にある状態のことをいいます。受け口と表現されることもあります。上の唇が凹んで、下の顎が強調されたように感じられます。

原因は様々です。上の歯並びの大きさが十分に拡がらずに、歯が内側に並んだときに起きることがあります。顎の大きさは十分でも、上と下で歯の並びの大きさに不調和が生じるからです。結果として、反対咬合になります。骨の問題で起きるときは遺伝や先天的な理由が原因になることが多いです。遺伝的に下の顎が大きくなったり、先天的な影響で上の顎が小さい場合に反対咬合がおきます。

治療法は年齢、原因などによって違います。上の歯並びを拡げるような装置を付ける場合だけでなく、抜歯や外科的治療を選択することもあります。

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