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アーカイブ: 2016

2016年5月22日

・口の中が乾燥しやすくなる
口を閉じにくいので、口の中が乾燥しやすくなります。
そのため、虫歯や歯周病になりやすいです。
唾液の自浄作用や免疫的抵抗力がなくなるからです。

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・噛みにくい

前歯で噛むことができにくいので、消化にも影響します。

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・口呼吸になる

唇を閉じにくいので口で呼吸することが多くなります。
いわゆる、口呼吸の状態です。
では、口呼吸になると何がいけないのでしょうか。
口呼吸は鼻呼吸と違い、直接、空気が口から入ります。
鼻呼吸では鼻の粘膜で湿度を持った空気に変えてから肺に空気が入ります。
そのため、喉や肺への負担を減らします。
また、鼻の中はフィルターとしての機能もあるので、外から入ってくる細菌やウィルスを減らすことができます。
風邪やアレルギーに強くなります。
これらのことからも口呼吸に依存すると弊害があることがわかります。

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投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2016年5月22日

エナメル質はもともと半透明ですが、飲み物や食べ物の影響で着色します。
この着色汚れのことをステインと呼びます。
では、ステインが付着しやすい食べ物や飲み物は何でしょうか。

代表的なものとして
・お茶、ワインなどタンニンを含むもの
・ぶどうやブルーベリーなどアントシアニンを含むもの
・豆腐、納豆などイソフラボンを含むもの
・チョコレートやココアのようにカカオマスポリフェノールを含むもの
・お茶などカテキンを含むもの
どれもの日常的に口にするものです。

ステインは最初のうちはペリクル(歯の表面を覆う薄い膜)に付着しているだけで除去しやすいです。
しかし、エナメル質は再石灰化を繰り返しているのでステインを巻き込んで再石灰化してしまうと、簡単に除去できません。
そのため、年齢とともに歯の色が濃くなる傾向にあります。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2016年5月15日

・指しゃぶり
指しゃぶりや爪を噛む癖があると、上下の顎のバランスが悪くなったり、前歯が前方へ傾いてしまうことがあります。
幼児期において指しゃぶりは、成長に果たす役割もあるので心配する必要はありません。
ただ、前歯の永久歯が生える前頃から、歯並びのために注意する必要があります。

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・舌の癖
指しゃぶりの結果、前歯に隙間ができると舌を押し付けるような癖が生じることがあります。
舌を押し付ける力によって前歯がより前方に傾き、出っ歯になります。
このような癖があると、舌を前歯の隙間に押し付けて発音するので舌足らずな発音をします。

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・頬杖
頬杖をつく癖があると下顎を後ろに押す力が働くので、下顎の位置が後方に移動してしまいます。
そのため、前歯が前方に移動してしまいます。

・遺伝的
遺伝的に上の顎が大きいときや下の顎が小さいとき、顎の前後関係によって、出っ歯は生じます。

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2016年5月15日

当たり前のように白だ思っていませんか。
実は歯を構成するエナメル質と象牙質は白ではありません。
エナメル質は半透明で、象牙質は黄色です。
歯の白さは半透明と黄色の重ね合わせで表現されます。

歯の白さは、個人差や歯の種類によっても差があります。

年齢ともに歯は黄色みを帯びてきます。
それは象牙質の色が濃くなり、歯が黄色く見えるのです。

犬歯は他の歯より黄色に見えることが多いです。
それはエナメル質が他の歯より薄いので歯が黄色に見えるのです。

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2016年5月8日

上の前歯が下の前歯より前に出た状態を言います。

上の前歯が前に出ている状態でも、2通りあります。
上の前歯が前に飛び出しているときと、下の顎が後ろの位置にあるときです。

見た目を気にする原因になりやすいです。
咬み合わせが悪く、前歯で食べ物を噛みきれなかったり、歯肉と下の前歯があたることがあります。

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2016年5月8日

中性タイプのホワイトニング剤ではOHラジカルを発生させる必要があります。
それには、光を当てなければいけません。

光を当てるといっても、何でもいいわけではありません。
光の種類は光の波長で分類されます。
ホワイトニングでは波長が400nm付近の光が出ていることが重要です。
400nmの光は青紫色をしています。
もう少し波長が長いものは青緑色をしています。

では、光を出す装置としてどのようなものがあるでしょうか。
ホワイトニングでは専用の照射器も用意されています。
また、レジンという詰め物をするときに使う照射器も使えるものもあります。

ここまでは、波長の話ですが、光の強さも関係しています。
光が強ければ温度もあがるので、強いほうがOHラジカルの発生に有利です。
しかし、温度が高過ぎると歯にも影響があるので適度な強さが求められます。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2016年5月1日

ホワイトニング剤には様々な種類があります。分類の方法として、液性の違いがあります。
では、液性とは何か。理科の授業で酸性やアルカリ性を勉強したのを覚えていますか。
液性とは液体の性質を酸性、中性、アルカリ性に分類することです。

ホワイトニング剤の液性は何性でしょうか。
アルカリ性にするとOHラジカルが多く発生するので、漂白効果が高くて良いように思いませんか。
しかし、唇や歯肉を傷つけやすいので、慎重に扱わなければいけません。
そのため、ホワイトニング剤は弱アルカリにしてあります。

また、酸性のホワイトニング剤もあります。
酸性の場合はOHラジカルの発生は期待できませんが、歯の表面を脱灰して、薬剤を深部まで浸透させる働きがあります。
ただ、歯の表面を脱灰させることは歯を傷めているとも言えるので注意が必要です。
酸性の場合は、金属触媒を入れることでOHラジカルを発生させます。

それでは、中性がいいのかと考えるかもしれません。
中性のホワイトニング剤はマイルドでいいかもしれませんが、酸性やアルカリ性にあったメリットがありません。

そこで、OHラジカルを発生させるために、光触媒を入れています。

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2016年5月1日

インビザラインの素材として、SmartTrackが開発されました。
特徴として、持続的な力をかけること、弾性力のある素材であること、緊密に適合することがあります。

叢生があっても、しっかりと適合し、持続的に力が加わります。
弾性力があり、強い力がかかり続けることがないので、痛みもでにくいです。
叢生を治すために必要な要素を兼ね備えています。

叢生になる原因として、歯の萠出スペースがないことが考えれます。
この問題もインビザラインは叶えてくれます。

インビザラインは歯を側方に拡大してくれることを可能にしてくれます。
歯を側方に動かすことで何が起こるのかというと、歯を並べるスペースを作り出すことができます。
円を描くとき、直径が大きくなれば円周が大きくなることを想像して下さい。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2016年4月24日

過酸化水素のままでは漂白効果はありません。
過酸化水素が活性化して分解していく過程で活性酸素を生じます。
この、活性酸素が漂白効果を示します。
活性酸素が着色物質に結合して、分解して着色がなくなります。
これによって白くなることを実感します。ホワイトニングでもこの作用を利用します。

活性酸素といって、思い浮かべるのは老化やシミ・しわの原因などではないでしょうか。
あまり良いイメージはないかもしれません。
口の中で使って大丈夫なのかと、心配するほどのことはありません。

活性酸素は不安定ですぐに分化されて効果が失われます。
では、活性酸素とはそもそも何でしょうか。
活性酸素は過酸化水素が酸素と水に分解されていく過程で生じるものです。

いくつか種類はありますが、漂白効果が高いのはOHラジカルです。
漂白効果を高めるには活性酸素を多く生じさせればいいことになります。
それには、温度を上げる、紫外線をあてる、液性をアルカリ性にする、触媒を入れることが必要です。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL

2016年4月24日

・虫歯になりやすくなる
歯と歯の間に段差ができるので歯みがきのしにくいところができます。
そのため、歯垢がたまり、細菌を繁殖させ、虫歯を作る原因になります。
歯みがきのしやすい状態の方が、口腔内管理を簡単にできます。

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・歯周病になりやすい
虫歯のときと同じように段差のところに歯垢がためりやすいため、細菌が繁殖します。
この細菌が歯周病の原因になります。結果として、口臭の原因になることにもなります。

・噛みにくい
歯がデコボコだと上下で接しない歯ができてしまうため、噛むことが難しくなることがあります。
よく噛んで消化するためにも歯の叢生は不利になります。

・見た目が悪い
最近は歯並びを気にする傾向が強まっています。就職をする前に少しでも、よいイメージを持たれるために矯正を決意する方もいます。

投稿者 池袋はならび矯正歯科 | 記事URL