矯正コラム

2019年2月28日

歯周病は歯周ポケットと歯を支える骨などで評価します。歯周ポケットは歯肉と歯の根の間にある溝です。歯周病が悪化すると次第に歯周ポケットが深くなります。3㎜程度までは正常の範囲とされていますが、それ以上の場合は歯周病と言えます。歯周ポケットは歯科医院で計測するものです。重度の歯周病では歯周ポケットを計測すると出血や歯石が沈着していることが多いです。

歯を支える骨の量で歯周病を診ることもあります。歯科医院で全体のレントゲンを撮影された方も多いと思います。顔全体のレントゲンは大まかに骨の高さを評価することができます。この骨の高さが下がってくると歯周病です。見た目はしっかりとしているようでもレントゲンを撮影すると、意外と骨の高さが低いことがあります。

歯周病が重度になると自分でも変化に気が付きます。歯が揺れる、歯肉の腫れがある、口臭を感じるなどの症状が起こります。歯が抜けてくることもあります。定期的な検診を受けて、客観的に診てもらいましょう。

   

投稿者 池袋はならび矯正歯科