矯正コラム
2019年2月24日
虫歯は歯の表面から神経に向かって進行していきます。歯は外側からエナメル質、象牙質、歯髄(歯の神経)と構成されます。
初期虫歯は歯のエナメル質の表面が少し柔らかくなった状態です。そこから進行すると、エナメル質の中に感染が拡大します。さらに進行すると象牙質まで進行していきます。ここまで来ると症状を伴うことが多いです。象牙質から歯髄まで拡大することもあります。歯の神経の治療が必要になってきます。
歯から虫歯になるだけでなく、歯の根の表面から虫歯になることもあります。歯肉が下がって歯の根が露出していると注意が必要です。大人虫歯として言われているのがこのタイプです。
歯の根の表面は比較的、柔らかいので虫歯が拡がりやすいです。歯周病の方は歯の根の表面をケアすることも大切です。フッ素の入った歯磨剤や洗口液でケアしましょう。
投稿者 池袋はならび矯正歯科