矯正コラム

2018年6月10日

ムーシールド

乳歯列期の反対咬合の治療に用いられる、取り外し式の矯正装置です。受け口は遺伝的に下顎が大きいためにおきるだけでなく、唇や舌の力によって下顎が前に行くことでおきることがあります。

上の唇を巻き込むことで下顎を前に出す力が働くことや、舌を低い位置で前歯に押し付けることで下の前歯を唇側に押しだすことでも受け口はおきます。

ムーシールドは唇や舌の力で歯が影響を受けないように設計されています。筋機能をコントロールすることで受け口の改善を促します。1年ほど使用すると正しい筋機能が身につきます。使用するのは、寝ているときだけです。

   

投稿者 池袋はならび矯正歯科