ホーム > 投稿一覧 > 矯正コラム > ワイヤーブラケット矯正は大人のほうが痛い?

矯正コラム

2015年1月31日

所沢の、まつおか矯正歯科クリニック神谷医院の院長、神谷です。
最近、大人の方が歯列矯正をするのも、当たり前の時代となってきました。
でも数十年前までは、歯列矯正といえば、子どものやるものという感じでしたよね?
それには色々な理由があったのですが、その一つに「痛み」があるのをご存知でしょうか?

昔からある、ワイヤーとブラケットを使った歯列矯正は、多くの方が痛みを感じる矯正法です。
しかしこの痛み、実は子どもの場合(もちろん個人差はありますが)あまり痛みを感じないというポイントがあったのです。
理由は、年齢が若いと歯の周囲の骨が柔らかいため、歯の稼動がスムーズだからです。

ワイヤーとブラケットを使った歯列矯正は、ワイヤーを調整しながら歯を稼動していく矯正システムです。
そのため歯の周囲の骨が柔らかく、稼動がスムーズであれば、痛みは最小限で済む事になりますが、大人になって歯の周囲の骨が完成してしまっていると、稼動にそれなりの力が必要になり、痛みが生じるわけです。
見た目も悪く、痛みも伴う。
これでは、成人としての日常生活に支障をきたすというわけで、「歯列矯正=子どものうちに」という考え方に繋がったのです。

しかしインビザラインであれば、見た目は分かりませんし、痛みも気にする事はありません。
つまり大人でも抵抗なく、歯列矯正ができるという事ですね。

   

投稿者 池袋はならび矯正歯科