ホーム > 投稿一覧 > 矯正コラム > ヘルプマーク 貴方はご存知ですか?

矯正コラム

2014年11月22日

先日患者様がお持ちのバッグに、私が初めて見るタグのようなものがついていました。
赤に白字で、プラスマークとハートが書かれているタグです。
とても可愛いので、お子様がつけていたら何も気が付かなかったと思うのですが、その方は成人男性で、ちょっと趣味でつけるには違和感を覚えたので、「これ可愛いですね」とお聞きしてみたのです。

実はこれ、ヘルプマークというものらしいです。
障がいや義足の方、難病の方など、援助や配慮を必要としていることが見た目では分からない方々が、このマークを付ける事で、周りに配慮を必要としていることを知らせる目的のものらしく、東京都福祉保健局が作って、平成24年の秋から配布をはじめたものだそうです。
自治体で配布を開始している所もあるそうなのですが、都営地下鉄各駅や東京都心身障害者福祉センターなど限られた場所でしか配られていない事もあり、まだまだ認知度が低いと、その男性の患者様はおっしゃっておられました。

所沢界隈では、まだ本当に見かけないですね・・・。
先日、所沢市役所へ行く用事がありましたので、問い合わせてみましたが、所沢市役所でもまだ配布ははじまっていないようです。
徐々に、全国へ広めていこうとしているとの話なので、私も微力ながら、このブログに書かせていただきました!
インビザライン治療のように「他人から分かりづらい」事がメリットとなる時もありますが、義足やペースメーカーなどの治療や補助機器や、パニック障害や自閉症など障がい、難病など、「他人から分かりづらい」事がデメリットになるケースも、生活していく上でたくさんあると思います。
早くヘルプマークを使う方が増えて、認知度も上がっていくことを願っています!

   

投稿者 池袋はならび矯正歯科