矯正コラム
2014年9月21日
今回で、「DENマウスピース」と「インビザライン」の比較については最終回です。
今日の比較に関しては、とても重要な事なので、どちらのマウスピース矯正にしようかと悩んでいる方は、よく読んで理解していただきたいと思います。
マウスピース矯正は、着脱がとても容易です。
ですが、決められた1日の装着時間を守りませんと、想定通りの矯正効果は得られません。
これに関しては、DENマウスピースにしても、インビザラインにしても同じです。
ですので、インビザライン治療においては、「食事や歯磨き以外の時間帯は極力外さないように」とご指導させていただいております。
こうなると、マウスピースをつけるのが習慣となり、「つけているのが当たり前」という感覚になりやすくなります。
しかし、DENマウスピースのように「夜だけ」となると、なかなか習慣化しづらく、疲れていたり、酔っぱらっていたりするとついうっかりという感じになってしまう危険性があると個人的には感じています。
また、「寝ている間の歯科矯正」という謳い文句。
これは、正確には「1日に8時間から10時間、マウスピースを装着していれば良い=就寝時だけでOK」という意味なのですが、これをはき違えると言いますか・・・本当に素直に、寝ている間だけしかしないとなると、どうなのでしょう?
忙しい日本人です。仕事がある日、毎日毎日8時間以上寝る方なんて、稀なように感じます。
睡眠時間が8時間未満なのに、寝ている間しかつけなければ、もちろん想定通りの矯正効果は得られません。
上手に習慣化する、そしてなるべく短期間で矯正を完了するという観点で考えると、インビザラインの方がスムーズなように感じます。
インビザライン治療は、まつおか矯正歯科クリニック神谷医院へご相談ください。
投稿者 池袋はならび矯正歯科