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矯正コラム

2014年7月4日

まつおか矯正歯科クリニック神谷医院です!
今日は、日本人の歯並びの悪さについてお話しします。
2012年、4月18日の「よい歯の日」にちなんで、矯正歯科治療「インビザライン・システム」を提供するアライン・テクノロジー・ジャパン株式会社は、日本に住む外国人100名を対象に「日本人の歯並びについて」意識調査を実施しました。

この結果、気になりませんか?
「日本人は歯並びが良い」と答えたのは、たったの 4パーセントだったそうです。
となると・・・分かりますよね?「歯並びが悪い」と答えたのはなんと!76パーセント!
いやはや・・・歯の美しさや歯並びを大変大事に考えている外国人ですので、何とも手厳しい回答ではありますが、残念ながらこの結果は「事実」であると私は受け止めております。

実は日本人は、東洋人の中で比較しても歯並びが悪い方なのです。
これは、日本民族という歴史的なものが関わっています。
日本にはもともと縄文人が住んでいましたが、時がたちそこに朝鮮半島から弥生人がやってきました。
次第に、弥生人と縄文人の混血の人々が増えていくわけですね。
そこで、弥生人特有の大きな歯と、縄文人特有の狭い顎の遺伝子が混ざり合い、乱杭歯や八重歯の人が多くなりました。
また逆に、弥生人の広い顎と縄文人の小さい歯の遺伝子が混ざり合ったケースでは、すきっ歯の人が多くなったのです。
つまり、歯科矯正をしないでナチュラルな状態においては、条件・状況的に、歯並びが悪くなる傾向が日本人にはもともと強いという事なのです。

   

投稿者 池袋はならび矯正歯科