矯正コラム
2018年10月28日
マウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム・薬機法外)は正確な型取りが必要です。それは、型取りをもとにシミュレーションを作成するからです。
型取りには現在、2つの方法があります。一つは従来からあったシリコン印象による型取りです。シリコンの印象材が硬化するまでに4分前後必要なため、患者さんが苦しく感じることもありました。一度で、型が採れないときにはやり直すこともあります。
最近ではシリコン印象の方法とは別に、光学印象法で型取りができるようになってきました。マウスピース型矯正治療法(インビザライン矯正システム・薬機法外)で使用できるのはiTeroという光学印象法です。
シリコン印象法と違って、印象材が硬化するまで待つ必要はありません。それでも、片顎の型取りをするまでシリコン印象材が硬化するのと同じくらい時間がかかることが多いです。
なので、患者さんの負担がないかというとそうではありません。ただ、型が採れていないのでやり直しということはなくなりました。
投稿者 池袋はならび矯正歯科