矯正コラム

2018年7月22日

咬合斜面板(ジャンピングプレート)

床矯正装置の一つで、混合歯列期に使用されます。過蓋咬合(ディープバイト)で、下顎の位置が後ろに下がっているときに下顎の位置を前方に誘導するために使用します。

上の顎に斜めのプラスティックのプレートを設置して、下の前歯をそこに押しあてることで下顎は前に誘導されます。このとき、奥歯は離れた状態にあるので、奥歯が挺出してきて咬み合わせの高さもあがります。

咬合挙上板との違いは、下顎の前方誘導と咬み合わせの高さの改善を同時に行えることです。

   

投稿者 池袋はならび矯正歯科