矯正コラム
2017年9月9日
インビザラインを始めるには、いくつかの過程を経る必要があります。
型を採って、すぐに始められるわけではありません。
まず、患者さんの話をしっかりと聞くために、矯正相談を行います。
このときに患者さんが矯正治療に、何を求めているのかなどをうかがいます。
次に、現在の状態を把握するために検査を行います。
検査の内容は口の中の検査、口の中の写真と顔写真、レントゲン、簡単な型取りです。
これらの資料をもとに診断します。
検査データから診断結果を患者さんに伝えます。
どこまで治るのか、歯を抜く必要があるのかなどを納得していただいたら、インビザラインを作るための型取りに進みます。
インビザラインを作るための型取りはPVSと言います。
シリコンで型を採るので、少しだけ大変かもしれません。
最近では、光スキャナーで型を採ることもあります。
PVSをアメリカのアラインテクノロジー社へ送付します。
アラインテクノロジー社でシミュレーションを作成します。
シミュレーション作成までに通常、2ヶ月程かかります。
シミュレーションを患者さんに確認していただけたら、いよいよインビザラインの発注です。
発注から1週間ほど、患者さんにお渡しできます。
投稿者 池袋はならび矯正歯科