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矯正コラム

2016年5月1日

ホワイトニング剤には様々な種類があります。分類の方法として、液性の違いがあります。
では、液性とは何か。理科の授業で酸性やアルカリ性を勉強したのを覚えていますか。
液性とは液体の性質を酸性、中性、アルカリ性に分類することです。

ホワイトニング剤の液性は何性でしょうか。
アルカリ性にするとOHラジカルが多く発生するので、漂白効果が高くて良いように思いませんか。
しかし、唇や歯肉を傷つけやすいので、慎重に扱わなければいけません。
そのため、ホワイトニング剤は弱アルカリにしてあります。

また、酸性のホワイトニング剤もあります。
酸性の場合はOHラジカルの発生は期待できませんが、歯の表面を脱灰して、薬剤を深部まで浸透させる働きがあります。
ただ、歯の表面を脱灰させることは歯を傷めているとも言えるので注意が必要です。
酸性の場合は、金属触媒を入れることでOHラジカルを発生させます。

それでは、中性がいいのかと考えるかもしれません。
中性のホワイトニング剤はマイルドでいいかもしれませんが、酸性やアルカリ性にあったメリットがありません。

そこで、OHラジカルを発生させるために、光触媒を入れています。

   

投稿者 池袋はならび矯正歯科