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矯正コラム

2016年4月24日

過酸化水素のままでは漂白効果はありません。
過酸化水素が活性化して分解していく過程で活性酸素を生じます。
この、活性酸素が漂白効果を示します。
活性酸素が着色物質に結合して、分解して着色がなくなります。
これによって白くなることを実感します。ホワイトニングでもこの作用を利用します。

活性酸素といって、思い浮かべるのは老化やシミ・しわの原因などではないでしょうか。
あまり良いイメージはないかもしれません。
口の中で使って大丈夫なのかと、心配するほどのことはありません。

活性酸素は不安定ですぐに分化されて効果が失われます。
では、活性酸素とはそもそも何でしょうか。
活性酸素は過酸化水素が酸素と水に分解されていく過程で生じるものです。

いくつか種類はありますが、漂白効果が高いのはOHラジカルです。
漂白効果を高めるには活性酸素を多く生じさせればいいことになります。
それには、温度を上げる、紫外線をあてる、液性をアルカリ性にする、触媒を入れることが必要です。

   

投稿者 池袋はならび矯正歯科